「平成から新しい時代へ」
平成も残り100日を切った。昭和64年1月7日昭和天皇が崩御、皇太子殿下が即位。その翌日を平成元年1月8日とする改元が施行された。あれから30年の歳月が経過した。私にとり、記憶に大きく残った悲惨な出来事は次のようなものだ。
湾岸戦争 (平成3年1月17日)
阪神淡路大震災 (平成7年1月17日)
地下鉄サリン事件 (平成7年3月20日)
豪雨災害(特に、8.6豪雨)(平成5年8月6日)
アメリカ同時多発テロ (平成13年9月11日)
東日本大震災・原発事故 (平成23年3月11日)
情報網の発達で被災現場をリアルタイムにお茶の間で見ることができた。リアルタイムに見たことで、大きな恐怖を感じた。現在はSNSの進化で、簡単にスマホで動画を撮影し投稿できる。離れていても被災状況を把握でき、初期対策の計画立案等に有効に利用できる反面、悪用した事件等も増えている。世界的にも大量の個人情報や機密情報の流出が問題となっている。
5月1日から始まる新しい時代は、SNSやAIを広範囲に利用し、パワーアップするといわれる。進化は利便性や素晴らしい世界を生み出すが、又、情報操作等により社会へ大きな影響を及ぼす等の危惧も含んでいる。
福島原発事故は、安全神話を覆した。新しい時代には、叡智を結集して原発に変わる循環可能エネルギーの出現が望まれる。(勉)