『やっと緊急事態宣言が解除されるぞ!』
本日、「緊急事態宣言」を解除すると政府が発表した。東京、大阪、北海道など感染者の多い地区は一週間ほど延期するようだ。
世界各国は人々の移動を禁止して感染蔓延防止対策をとった。欧米はいち早く航空路を止め海外からの人の流入を絶ったが、我が国は少し遅れた。それがコロナウイルスの初期感染の増大を招いたのではないだろうか。
当初、東京、大阪など都市部で病院、介護施設、クラブなどでクラスターが発生し、感染が蔓延し医療機関を逼迫した。
現在、感染者数が下降傾向となってきたので、解除の決定方針となった。
鹿児島県は県外からの就職や帰省、感染地区への旅行等で感染したと思われる数例が続いたが、地元県民への感染は比較的少なく、宣言期間中の増加はなかった。
「緊急事態宣言」が出された頃から、世界各国の感染者、死亡者の統計が発表されている。その数値を毎日整理する内、欧米地区とアジア等の地区の人口10万人当たりの死亡率が大きく異なることに気づく。世界最大の感染者のニューヨークは、日本の200倍である。欧州は100倍から140倍となっている。子供の頃のBCG接種の影響ではないかとの説がある。BCGを実施した国としなかった国との差は歴然とあるようだ。検証が待たれる。
このコロナウイルスは一次、二次と何回も襲って来るといわれる。解除された明日からも「三密」、「マスク」、「手洗い・うがい」を面倒がらずに実行しましょうか。(勉)