« 2020年12月 | メイン | 2021年2月 »

2021年1月

2021年1月28日 (木)

『青い空とオリンピック』

 自粛生活で身体が成長しウエストに合うズボンが無くなったので、止むなく散歩を再開した。今日は、穏やかな日和となり、雲一つ無い綺麗な青空が眩しかった。空に飛行機雲がほとんど見られなくなって久しい。コロナ禍で緊急事態宣言の真っ只中とあって航空便の60%は減便を余儀なくされているという。

 演奏会や講演会などが中止や延期となり、夜の街にも行くことも無くなった。外食することさえほとんど無い。人は縁で結ばれていると仏教は解くが、コロナは人との接触を特に嫌っている。

 ここにきて東京オリンピック開催について、いろんな意見が出始めた。問題山積みだろうが、当初の目的通り、コロナ禍中にあっても、世界中の人々に元気と勇気と希望を与えるために開催とならないものだろうか。

1964年、前回の東京オリンピックの時、北出NHKアナウンサーの第一声が「世界中の青空を東京へ持ってきたかのような・・・」が有名だが、真っ青な空を見上げながらつくづく思うことだった。(1/27日記す)(勉)

2021年1月 8日 (金)

『七草祝いとコロナ』

 1月7日は、鹿児島の伝統行事「七草祝い」の日である。数え年七歳になった子供たちの成長を願ってお祝いする。子供たちが神社に振袖や羽織袴姿でお参りする様子が報道された。本来は、神社参拝の後、7軒の家を回って七草粥をもらい、家で合わせて食べる慣わしだった。しかし、最近は神社や幼稚園で七草粥を準備してもらうと聞く。

 私や我が家の子供達は、親戚や近所の知人に事前にお願いして作ってもらうのが普通であった。七草粥、御祝い、するめを貰った記憶がある。現在は、7軒の家を回るのが困難になっているようだ。核家族で近くの親戚や知人が少なくなっているのが要因の一つだろう。今年は、コロナ禍で人との接触を極力避けたいとの思いもあったのだろう。地方の一行事にもコロナの影響は及んでいる。

 政府は東京を始め、近隣三県を中心に一ヶ月間の「緊急事態宣言」を宣言した。コロナ感染第三波の真っ只中にあり、感染拡大を食い止めたいとの狙いからである。英国やアフリカなどでは、新変種のウイルスが感染を急拡大している。

 ウイルス蔓延を防ぐには、若者、高齢者問わず一人ひとりが三密を避ける努力が基本。目の前の一見元気そうな人から感染することがある。罹患者の半数近くは無症状の人から感染しているという。(勉)