元号の「令和」は万葉集の大伴旅人の和歌が出典とされる。
「初春の令月にして、気淑く風和ぎ」
この歌碑が長島にあるのを発見した。大伴旅人は養老4年(720年)、隼人制圧のため派遣されたと、長島町の案内板にある。
「隼人の瀬戸の巌ほも鮎走る、吉野の瀧になほしかずけり」
と万葉集に詠んでいる。
1300年も昔、渦潮で有名な黒之瀬戸海峡を訪れ感動し、吉野を恋しく思った歌といわれる。歌碑は黒之瀬戸大橋が一望できる「うずしおパーク」に設置されている。「道の駅黒之瀬戸だんだん市場」の裏山に当る。万葉のロマンの香りがします。(勉)
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