2021年8月20日 (金)

『思い出の詰まった段ボール箱』お宝発見!

 この2ヶ月引越し準備に明け暮れた。他県に暮らす孫達を鹿児島の小学校に通わせたいとの息子の思いからそれは始まった。

 家族が増えるというので部屋の改造を考えた。そこで、件の引越し準備が始まるのであるが、30数年、部屋の模様替えさえもしてこなかった。

 今流行の断・捨・離をかねて整理すれば、一石二鳥だと甘い考えでスタートした。ところが、押入れの奥に仕舞い込んだ段ボール箱が多数でてきた。あけてみると子達のオモチャや洋服、アルバムそして成績表等。つい眺めていると、はるか昔に立ち戻り、少年野球に親子共に熱中した事、旅行やキャンプの思い出など、楽しかったその頃にタイムスリップして感慨深い。

 「手が止まって片付けが進まないよ!」との声に吾に返る。時の経過をつくづく思い知る。

 その引越しもやっと終了した。(勉)

2021年7月 7日 (水)

『今日は七夕』

 七夕は五節句の一つで、7月7日の夜、彦星と織姫が天の川を隔てて一年に1回会える

というロマンチックな日である。梅雨の真っ只中で天の川は見えそうに無いが、例年通り

笹竹に七夕飾りを付けた。皆のお願い事の短冊には、「コロナの終息」を一番に、「孫達と

の再会」、「大谷選手の10勝、50HR」が目立った。最後に「東京オリンピック・パラリン

ピック」の無事開催を願った。そして、例年通り「スイカ」をお供えして、お下がりを戴きました。

(勉)

Dsc01868 「今年も七夕飾りを建てました。」

2021年5月29日 (土)

『村冶佳織ギターコンサート』

 昨年、コロナ禍で延期になった『村冶佳織ギターコンサート』が一年ぶりに開催された。

非常事態宣言の真っ只中、気をもんだが幸いにも開演の運びとなった。鹿児島での公演は11年ぶりとあって、たくさんの村冶佳織ファンが集まった。

 クラシックギターというと学生のころ爪弾いた「禁じられた遊び」が真っ先に思い浮かぶ。地味なジャンルであるが、熟練された感情豊かな音色に、村冶佳織のギターにかける情熱を感じた。辛かった病気を克服されてのリサイタルに大変感動した。

自作のタンザニアの港町「バガモヨ」や「薬師寺ファンタジア」は旅する気分になった。そして、ご本人が上手く演奏できるかなと言われたのは、ベンジャミン・ブリテンの「ノクターンop70より」。心が宇宙を漂う気分になれた不思議な曲であった。

 これからも元気で活躍してもらいたい。(勉)

2021年4月22日 (木)

『和気神社の藤まつり』

今年の藤まつりはコロナ禍で中止となった。藤、満開と新聞に報道される。例年に無く美しい花が棚から大きく垂れ下がっているという。早速、休日の雨上がりに出向いた。県道の和気神社入口から500m位の手前まで車が路肩に駐車してあり、歩いて神社に向かった人が多いようだった。高低差50m程の階段を10分程登ると、そこは藤棚の入口。藤まつり中止のわりに人出は多かった。昨日の新聞報道の故か?

 藤棚の起点から薄紫の花が咲いて、甘い蜜の香りに蜜蜂がブンブンと群れ集まっている。往年の姿を取り戻した様だ。藤の花が大勢のカメラマンに囲まれて何処と無く嬉しそうに風に揺れている。

 かつて、亡き義母と一緒に訪れた折、1m程の藤の花が流れるように咲いていて、豪華であったことを思い出す。今年はやっと昔の姿に近くなって嬉しい。維持管理が大変と聞く。皆様に感謝です。

 いつものように、珍しい白い猪とご対面を、和気神社でコロナ終息を祈った。(勉)

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2021年4月 9日 (金)

『池江璃花子選手、東京オリンピック出場へ』

 春です。百花繚乱、桜、サツキ、つつじ、藤などの花々が一斉に咲いた。暖冬のせいか、例年より開花が早くアッという間に花盛りである。ところが何となく花がスッキリ綺麗に見えないのは、老眼のせいか、黄砂か桜島の降灰のせいか、それともコロナ禍の中だからだろうか?

 4月に入り新型コロナウイルスの変異株が増加している。「蔓延防止重点措置」が関西圏から東京、京都、沖縄などの都市に拡大する見通しだ。今が踏ん張りどころだ。

 東京オリンピック開催が決まり、聖火リレーもスタートした。しかし、盛り上がりに欠ける。その様な状況の中、池江璃花子選手の活躍に日本中が喜びに沸き立っている。

 オリンピックを目前にしての白血病罹患、あの苦しかった療養生活を察しての事だろう。もっぱらロンドン五輪を目指すと公言していたのが痛々しかった。しかし、まず得意のバタフライで優勝しオリンピック出場を決めた。なんという精神力だろう。本当に感動した。

 現在のコロナ状況は厳しいが、オリンピックが本当に開催できる事を祈りたい。池江選手、全ての選手の皆さん、頑張れ、頑張れ。(勉)

2021年2月23日 (火)

『万葉のロマン香る島』

元号の「令和」は万葉集の大伴旅人の和歌が出典とされる。

      「初春の月にして、気淑く風ぎ」

 この歌碑が長島にあるのを発見した。大伴旅人は養老4年(720年)、隼人制圧のため派遣されたと、長島町の案内板にある。

      「隼人の瀬戸の巌ほも鮎走る、吉野の瀧になほしかずけり」

 と万葉集に詠んでいる。

 1300年も昔、渦潮で有名な黒之瀬戸海峡を訪れ感動し、吉野を恋しく思った歌といわれる。歌碑は黒之瀬戸大橋が一望できる「うずしおパーク」に設置されている。「道の駅黒之瀬戸だんだん市場」の裏山に当る。万葉のロマンの香りがします。(勉)

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2021年2月18日 (木)

『期待の新型コロナワクチン接種始まる』

 2月17日、新型コロナワクチン(米ファイザー製)の医療従事者への接種が始まった。G7の中では一番遅く、欧米より2ヶ月遅れのスタートとなった。どのワクチンも性急に開発した経緯もあり、副反応も予想されたが、現状では少ないようだ。

 しかし、全世界でワクチンを取り合う格好となっており政府の計画通りに接種できるかは、契約どおり到着するかにかかっている。外国では、外交の一環にワクチンを使用したり、横流しや政府の大臣や公務員が不正接種したと大臣辞任まで引き起こしている。

 日本には、まだ一部のワクチンが到着したに過ぎず、計画通りにワクチンの到着を待ちたい。東京オリンピック開催の判断は3月下旬という。余り時間は残されていない。(勉)

2021年1月28日 (木)

『青い空とオリンピック』

 自粛生活で身体が成長しウエストに合うズボンが無くなったので、止むなく散歩を再開した。今日は、穏やかな日和となり、雲一つ無い綺麗な青空が眩しかった。空に飛行機雲がほとんど見られなくなって久しい。コロナ禍で緊急事態宣言の真っ只中とあって航空便の60%は減便を余儀なくされているという。

 演奏会や講演会などが中止や延期となり、夜の街にも行くことも無くなった。外食することさえほとんど無い。人は縁で結ばれていると仏教は解くが、コロナは人との接触を特に嫌っている。

 ここにきて東京オリンピック開催について、いろんな意見が出始めた。問題山積みだろうが、当初の目的通り、コロナ禍中にあっても、世界中の人々に元気と勇気と希望を与えるために開催とならないものだろうか。

1964年、前回の東京オリンピックの時、北出NHKアナウンサーの第一声が「世界中の青空を東京へ持ってきたかのような・・・」が有名だが、真っ青な空を見上げながらつくづく思うことだった。(1/27日記す)(勉)

2021年1月 8日 (金)

『七草祝いとコロナ』

 1月7日は、鹿児島の伝統行事「七草祝い」の日である。数え年七歳になった子供たちの成長を願ってお祝いする。子供たちが神社に振袖や羽織袴姿でお参りする様子が報道された。本来は、神社参拝の後、7軒の家を回って七草粥をもらい、家で合わせて食べる慣わしだった。しかし、最近は神社や幼稚園で七草粥を準備してもらうと聞く。

 私や我が家の子供達は、親戚や近所の知人に事前にお願いして作ってもらうのが普通であった。七草粥、御祝い、するめを貰った記憶がある。現在は、7軒の家を回るのが困難になっているようだ。核家族で近くの親戚や知人が少なくなっているのが要因の一つだろう。今年は、コロナ禍で人との接触を極力避けたいとの思いもあったのだろう。地方の一行事にもコロナの影響は及んでいる。

 政府は東京を始め、近隣三県を中心に一ヶ月間の「緊急事態宣言」を宣言した。コロナ感染第三波の真っ只中にあり、感染拡大を食い止めたいとの狙いからである。英国やアフリカなどでは、新変種のウイルスが感染を急拡大している。

 ウイルス蔓延を防ぐには、若者、高齢者問わず一人ひとりが三密を避ける努力が基本。目の前の一見元気そうな人から感染することがある。罹患者の半数近くは無症状の人から感染しているという。(勉)

2020年12月24日 (木)

『私の今年の「一文字」』

 今年の世相を表わす師走恒例の「今年の漢字」が14日発表された。今年は「密」に決まった。三密「密閉・密集・密接」の「密」である。

 私の「一文字」は何かと問われれば「孫」を選出したい。この冬、コロナ禍で皆が心配する中、男児が元気に誕生した。誠にありがたい事である。同級生は少ないらしいが、記憶に残る誕生であった。そして、命名にあたり漢字一字に込められた奥深い意義を再認識する良い機会でもあった。

 新しい年がもうそこまで来ている。来る年が、コロナが収束し、平穏で活気溢れる社会になる事を心から祈りたい。(勉)