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2019年5月11日 (土)

『サラ・ブライトマン』

 5年ぶりの日本公演で会場は立見席まで超満員だった。チケットは昨年12月初旬、ネットをフル活用するY女子にお願いしてやっと手に入れた。4月公演までは時間的な余裕はあったが、アッという間に当日がやって来た感じがした。

 北京オリンピック開会式、サッカー放送のテーマソングなど日本でも良く聞く歌声であるが、ソプラノの美しい声の英国人クラシック歌手という程度で、歌手名までは知り得なかった。クラシックのソプラノの歌にはあまり興味はなかったが、N嬢の素晴らしいからとの誘いに乗って出かけた。

 年齢的には60代以上の人が多いのかなという予想をしたが、実際は結構若い人も多かった。

ホールは最初からスモークがかかった状態で、多少息苦しい感じがした。低音の音が長音で流されており、音の調整か歌手の基本音なのかと思った。

 コンサートが始まると、スモークがさらに噴出してカラーライトと融合して舞台の演出効果を高める。

 バックの音楽は、ヴァイオリン、ヴィオラ、ハープなどの弦楽器を左側に、エレクトーン、ドラム、ギターなどロック風の楽器は右側に配置されている。中央背面にはコワイア(男女20人ほど)が並び、総勢50人ほどでバック音楽を奏でる。

 主役の『サラ・ブライトマン』は、ティアラをつけ女神様の降臨の如きスケール感で、荘厳さを感じる。その歌声は澄み切ったソプラノで高音の素晴らしさ、圧倒的な歌唱力に感動する。

「アベ・マリア」、「オペラ座の怪人」、「ジュピター」、「タイム・トウ・セイ・グッバイ」など良く耳にする曲が多いのに驚いた。クラシック音楽のソプラノに感動したのは初めてであった。クラシックの歌は聞き辛いといつも思っていたが・・・。ちなみにパンフレット、グッズは完売でした。(勉)

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コンサートのポスター

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