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2019年7月

2019年7月30日 (火)

『天草の道路事情と牛深ハイヤ大橋』

 久し振りに天草へ出向いた。10年ほど前、パールラインの天草五橋や松島道路の橋梁、牛深ハイヤ大橋等の写真撮影に来たことがある。今回は、三角から天草諸島に入った途端、渋滞が始まった。イベント情報を良くチェックしなかったのが最大の不覚であるが、ノロノロとなかなか進まない。天草の道路は確か一本の縦貫国道しか無かった事を思い浮かべた。土曜日の夕方だった事もあり、地元車と旅行者の車が入れ混じって渋滞するのだろう思った。2時間遅れでホテル到着した。フロントに遅れた侘びをいうと、今日は、天草を上げての花火大会が本渡市で開催されるとの事。ようやく大渋滞の原因が解かった。地元スタッフに聞いてみる。天草は道路が一本だから「土日は普通でも渋滞している。」という。国道226号しか列島移動の手段が無いのが最大の原因だ。松島付近には県の有料道路があるが、天草全体には至ってない。特にイベントがあれば地元の車と観光客の車があいまって一層混雑し、にっちもさっちもいかなる。地元住民も困り顔である。

 昨年7月、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産として登録された。それに伴って観光客が増えているとも聞いた。人も車も増えているのである。渋滞の現状を考える時、松島道路に繋がる観光道路の建設も考えられる。そして、車の周遊性を考えるとき、牛深と長島を結ぶ海峡大橋の構想も出て久しいが、莫大な費用が必要であり、実現にはまだまだ時間がかかりそうだ。

 帰りは牛深港から長島の蔵之元港に到るフェリーに乗船することにした。乗船待ちの時間を考えていたが、思ったより乗船車両は少なく、すんなり乗り込んだ。乗船率30%程度である。出港して真正面からハイヤ大橋を眺める。車道と歩道を合わせると幅員16mというが、繊細でしなやかさを感じる。また、風による振動を抑えるためのフラップ(風除板)がデザインに昇華された、いつ見ても素晴らしい橋だ。(勉)

 

1564461328381 「牛深ハイヤ大橋」

2019年7月19日 (金)

『夏祭り』

 地元の夏祭りといえば、寺社仏閣の「六月燈」と「おぎおんさあ(祇園祭)」だ。江戸時代から伝わる歴史ある祭りだ。子供の頃、近くの神社の夏祭りに行くのが一番の楽しみだった。六月燈の日には特別に貰えるお小遣い銭を握り締め、金魚すくいやボンボン釣り、花火、オモチャにシンコ団子や焼きイカなどを買うのが嬉しかった。今でも祭りの香り=焼きイカの香りで、胸が高鳴るが幼い頃同行してくれた子供達は巣立ってもう近くにいない。

 15年程前、「博多祇園山笠」の「追い山笠」を見に出かけた事がある。祭り好きのM社長の肝いりで、15人程の祭り好きが勢揃いした。一次会は食事会、二次会でカラオケ、三次会は行き付けのスナックで飲みながら朝まで待つという算段である。しかし、皆、酔いが回って酩酊状態に陥る。丑三つ時ごろから睡魔が襲う。夜が白々と明るくなり始めた4時過ぎ沿道にでた。

 祭りの最大の見所は、「追い山笠」だ。午前4時59分を合図に一番山笠が櫛田神社入り奉納を皮切りに続く6つの流れの山笠が次々と博多の街へ駆け出すのだ。

 早朝にも関わらず、大勢の見物人がいるのに驚いた。最前列で見るのはとても無理だ。誰かが「来たぞ!」と叫んだと同時に大勢の白いふんどし姿の若い衆に担がれた山笠が、威勢よくアッという間に走り去っていった。

 博多の祭りは勇壮であるが、鹿児島の祭りは藩政時代の名残で、静かな祭りだ。しかし、最近は神輿も9基に増え、都会風の勇壮な祭りになってきたとのこと、祭り好きだが出かけなくなって久しい。残念・・・(勉)

「朝顔の季節です」

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2019年7月 6日 (土)

『七夕』

 「今年も七夕の季節がやってくるね。」とNさんの独り言。七夕より早くから飾るらしい。七夕竹の所望だなと思う。梅雨の合間に、いつもの場所に取りに行く。今年は少し黄色味のある竹にした。飾りものはNさんが以前から準備していたとの事。今回は、私も幼い頃を思い出して、色紙を短冊状に切ってリングにしたり、色違いにつなぎ合わせたりして3タイプ作ってみた。

 短冊に「孫たちが元気でありますように」、「大災害がありませんように」、「広島カープが勝ちますように」と願いを込めて書く。そして、なによりも「平和な世界でありますように」、「仕事の恵みがありますように」、少し欲張りすぎたかな・・・(勉)

当社玄関に鎮座 

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