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2009年3月17日 (火)

「せいたかのっぽ」

 いまでも不思議に思っていることがある。玄関前の庭の真ん中にぽつんと1本糸椰子を植えたのは父だった。すくすくと成長してすぐに屋根より高くなり、風の強い日は、大きな音をたてて、とても賑やかな存在となった。残念ながら倒木の心配があるということで庭師さんをお願いして処分した。我が家で一番常識人の父が、街路樹にするような高くなる樹をいったい何を考えて、邪魔になる場所に植えたのだろうか。戦争で赴いた南方のことを想っていたのだろうか。高い椰子の樹を見かける度に何故と思ってしまう。(由)

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