「けぎらいしなくても」
誕生日が母と同じ日である。母は3月の忘れな雪、私は春雷の日であったと祖母から聞かされた。雪というだけで静謐な天上界のイメージがあり、忘れな雪となるとさらにロマンティックな雰囲気を漂わせている。一方、雷は天上界から下界へ打撃を与える為に放たれた爆音の悪者の感がある。ところが、古から雷様を祭った神社も多々あるという。ギリシャ神話では、神々の王たるゼウスは天空の雷神、ローマ神話のジュピターも同じ最高神だ。雷様のお陰で今日まで元気に過ごせているのかもしれない。雷様に感謝することにしよう。(由)