日本環境技術コンサルタントのブログ

　世界的に新型コロナウイルスの蔓延が続いて大変厳しい情勢である。我が国も都市部７県に緊急事態宣言して１０日経過したが、感染者数、死者数が共に２倍を超えた。世界で最も厳しい状況の米国やヨーロッパに比べ、我が国の人口１万人当り感染者･死者数はかなり少ないが、東京･大阪等の都市部は急激に増えてきており、先日、全国に向けて緊急事態宣言するに至った。感染者が急激に増大し医療崩壊寸前と言われる。急激な上昇は医療も対応不可能となる。

　全国に向けての宣言は、ゴールデンウイークにおける都市部から感染者の少ない田舎への観光脱出を予想しての事前対策でもある。鹿児島の感染は全てが都市部からの訪問者による罹患である。この連休は、外に出かけたい気持ちを我慢して、自宅から出ない事に徹したい。その結果として、今となってしみじみとわかった素晴らしかった普通の日常がプレゼントされるのでしょう。頑張りましょう。皆さん！（勉）

　４月は、就職、入学、新学期の季節である。小学１年生と思われるピカピカのランドセルとちょっと大きめの帽子の子供達の嬉しそうな姿を見ると、朝４時にランドセルを背負って学校へ行くといった我が子の姿を思い出す。３月はコロナ休校や春休み、外国人観光客の激減した影響で、ＪＲ鹿児島中央駅はガランとして寂しい感じがしていた。新学期のスタートする昨日からスクールバスを待つ子供達や、高校生の姿を多く見かけ賑わってきた。皆、長い休みがあけ、嬉しそうな足取りである。

　本日、｢緊急事態宣言｣が発令された。幸い鹿児島県は感染者が少数のため、全ての仕事･学校等は通常通り新年度スタートした。しかし、世界的な蔓延や都市部の状況を見ると、コロナウイルスが鹿児島に迫ってきていると思わなければならない。皆が目標に向かって活躍できる楽しい時間がずっと続くように願わずにはいられない。（勉）