「てんぷらはどこへ」
三越が去って行く。昔、天文館をぶらぶらすることを「てんぷら」といっていた時代があった。立ち寄るところは、百貨店に本屋に映画館に喫茶店。あちこちに引っかかりながらぶらぶら歩いた。百花繚乱、華があって、憧れがあって、別世界に遊んでいるようでわくわくした気分にしてくれた。
今は、通りに向かって開かれていない、顔の見えない建物も増えてきて、ちょっと足が向かない。それでも百貨店はいろいろのものを発信していて楽しいところだった。
南国鹿児島のアーケードを散策したくなるようなお店はできないものかと・・・。(由)