「幸せないたずらは如何。」
未来の自分やまわりの人々に向けてのユーモアに満ちた楽しいいたずらは、どんなにかわくわくした企てだろうか。それは、目線がどうしても目先のことだけに向けられるのを新しい次元を開いてくれる。自分が楽しむ以上に、人を楽しませようという気持、想いが嬉しい。
ふつうのいたずらとは異なり、未来に投げかけるいたずらは幸せの時限爆弾。いつスイッチが入るか分からない。分からない故にわくわく感がある。
提唱者(?)の先生の素敵ないたずらは、メモ代わりに使っていた小さな録音機に仕事の指示を吹き込んでいた頃、秘書の机の上に置くかわりに冷蔵庫の中へ。それを冷蔵庫で発見して、何故こんなところに、と再生を押すと、すっかり冷え切った録音機は叫ぶ。「あ~、さぶかった。」
私はなにをしよう。わくわくしてくる。(由)