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2009年2月27日 (金)

「想うだけで」

 

春の気配を肌で感じて、春眠暁を覚えずの頃となると決まって「いづう」の鯖寿司を食べたくなる。鯖は、青く輝く姿が太陽を象徴するとして信仰の対象になったこともあるという。京都ではその名残で祭などの「晴れ」の日に鯖寿司をつくると聞く。昆布締めは、薄くて柔らかいのは昆布ごと食べて、厚いのはむいて食べるというけれど、昆布ごといただくのが私流。ちょっと酸味が利いたねっとりした厚い昆布と鯖のくみあわせは絶品。冬を卒業して春を実感するお気に入りの味。今年は鹿児島で求めることができるかな・・・(由)

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