「をりふしの・・・」
いつも元気に笑顔で出迎えてくれた人が、突然、春に旅立ってしまった。お蕎麦、自然薯たっぷりの田舎蕎麦が大好きでしたね。田舎に美味しいところがあると聞いて、ひとりで日曜日に2時間近くもバスにゆられて出かけて行ったのですよね。終点でお店までの距離を訊ねたら、「すぐそこだ」と教えられ、人通りのない田舎道を歩いても歩いてもたどり着けなかったのですよね。やっと出会った人に、又訊ねると「すぐそこだ。」と言われ、1時間以上も歩いて到着したのですよね。そこのお蕎麦の美味しかったこと。いっきに3杯も食べたのですよね。しみじみと田舎の「すぐそこ」は遠いと悟ったと話してくれましたね。
お客様あっての自分の時間から開放されましたね。ゆっくりと自分の時間を楽しめますね。最近お伺いすることがなかったのが本当に本当に残念でした。(由)