「素晴らしい贈りもの」
あっという間の139分。映画「剱岳 点の記」。いつのまにか、一緒に剣岳にいるかのような気持になり力が入ったけれども少しも疲れを感じない心地よさ。大自然の素晴らしさ、その前には人は翳んでしまう。山に登るのは目的ではなく手段の一つ。測量の為、映画の為、感動の為。最後に仲間達、と記されていた。きっと、観る人も仲間なのですね。かつて、軽い気持でちょっと登ってみようと思って出かけていった山の雄大さ、蟻よりも小さな小さな存在の人。怖いもの知らずで登った、いえ、登れた剱岳だったのですね。大自然にそして仲間達の体力にも乾杯!!(由)