「懐かしい顔」
北欧で失敬して食べた生垣の小さな青いりんご。甘酸っぱくて美味しかった。日本のりんごは、害虫との競争と聞く。りんごの木村 秋則さんの笑顔に魅かれて読んだ本は、害虫と益虫の話が新鮮。葉っぱを食べる害虫は、草食で穏やかな顔。その害虫を食べる益虫は、肉食なので獰猛な顔という。必ず害虫が先に孵化し、そして益虫は後から孵化する。害虫のハマキムシの半分は先に孵化して どんどんリンゴの葉を食べる。のこり半分は、後から孵化して、益虫のテントウムシに食べられる。食べられるために生まれてくるハマキムシがいるのだという。自然界はそうやってバランスをとって生き物たちが共存している。感動の害虫に面会をしてみよう・・・(由)