「二番生り・・」
夏といえば、西瓜。七夕には必ず大きな西瓜をお供えしていた。今でも1個食べられるくらい好きである。子供の頃、農業にとても研究熱心なご近所さんがいた。ある夏のこと、大小の形もさまざまな西瓜を抱えて登場。大発明をした。これは、金西瓜。細長い形で、割ってみると果肉がオレンジ色で味もまあまあ美味しかった。そして大事そうに、これは、銀西瓜。白い果肉でちょっと心許ないやさしい味だったけれども、感動したのは、母一人。いったいどこまで食べてよいのやら、西瓜は目でも食べるものだと感じてしまった。コンクールに出品と張り切っていらしたのだが、翌年は西瓜卒業のご様子だった。(由)
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