日本環境技術コンサルタントのブログ

 　オリンピック開催に間に合うようにと、全国から東京に集められた現場作業員達は、昼夜キューピッチで首都高速道路の補修工事を進めていた。そこに降って湧いた新型コロナウイルスの発生である。３月に入り全国の学校が一斉休校。そして、緊急事態宣言。移動の禁止、自宅等での自粛を要請される。会社からも移動禁止の命令がでる。

　作業員のコロナ感染の影響で工事中断を余儀なくされた現場以外は、コロナ感染対策を取りながら作業を進めたそうだ。

 政府はテレワークを推奨するが、オフィスでの作業には適していても、現場作業は現地でしかできない。

　６月１９日、３月から東京の現場に隔離されていた知人は、やっと解放され妻子のいる兵庫県に帰れた。お疲れ様でした。ゆっくり休んで下さいね。（勉）

　｢緊急事態宣言｣が解除され４週間が経過しようとしている。解除後、最初に、小中高の学校･大学･幼稚園などの教育機関が復校して、レストラン･飲食店･デパート、居酒屋、パチンコ店等が次々再開していったが、客の入りは今一つらしい。

　そんな中、近くの幼稚園では子ども達の元気な声が戻ってきた。先生の弾くピアノの音も何処と無く軽やかで楽しそうに伴奏されている。子ども達はもっと嬉しそうに、大きな、大きな元気な歌声である。

　日常に戻りつつある色々な暮らし。もっとも現在もマスクと三密の日々は続いているが･･･。皆で顔を会わせ話が出来ることは素晴らしい。コロナ蔓延で自宅での自粛を要請され、やっと開放された子ども達の歌声に心がほっこりとする。（勉）