「凛々しさは」
早朝、ねんりんピックの参加者達と出会った。遠目には、スポーツウエァーの際立った若者達としか思えなかった。すれ違ってから、今日が開会式と思い当たった。きりりとして颯爽と歩くさまは、凛々しい。凛々しさは若人のものかと思っていたが、身体を鍛え年輪を経ると、一段と輝いてみえるものかもしれない。たとえ見得を張って強がっていたとしても、パワフルな人は皆に元気をプレゼントしてくれる。
風に乗り運ばれてくる賑やかで楽しそうな遠い音は、一生懸命競技に励む人、応援をしているその仲間達の姿を想い浮かばせてくれる。まるで関係ない私にも、幸福のお裾分けを届けてくれる。
きっと凛々しさは一段と増したに違いない。(由)