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2008年10月24日 (金)

「落花生はいかが」

落花生が好きなのは父譲りだ。買物を好まなかった父が、おきまりの店で必ずおきまりの殻付き煎り落花生を自分で求めてきていた。背広姿で、こだわりの品をうれしそうに買ってくる姿が謹厳実直の父に似合わず、ちょっと可笑しかった。家族は、こと落花生に関しては、口出しをしないようにしていた。父が他界して買ってきてくれる人がいなくなった。

ところが、生の殻付落花生に出会って虜になってしまった。短い季節のものだ。初秋に出始めるのと、うれしくてまとめ買いをして「落花生はいかが」と配らずにはいられない。塩味で殻ごと少々固めに茹でて、最後に強火で煎り上げるのが私流。食べ始めると止まらなくなってしまうのが難点。

父はどちらに軍配をあげるだろうか。(由)

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