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2009年10月21日 (水)

「めだって野生」

遥か京の山奥からやってきた朝顔。盛夏に少し遅れて咲き始めた。大きなハート形の丸葉の陰から綺麗な紅色の小輪をのぞかせていた。ところが、楚々とした花が結実すると大変身。花がしぼんでからの種子のつけかたの逞しいこと。下向きに力強く太い茎を伸ばして実をつける。ただものではない、と思いきや、あさがおの仲間の種類と知った。熱帯アメリカ原産でヨーロッパでは、あさがおといえば、この近縁種をさすという。今や種子が鈴なりの感がある。(由)

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