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2012年2月

2012年2月13日 (月)

平成23年3月11日

本日は、新聞休刊日。机の横の衣装ケースには未整理の新聞の山。東日本大震災関連の記事をスクラップしようと保管してある。その一番上に、平成23年3月11日付けの南日本新聞、大地震直前にタイムスリップ。一面に、九州新幹線あす全線開通。鹿児島~東京間、新幹線総合指令所にて一元監視。時刻表張替えの写真。米国務省のメイ日本部長を更迭。鹿児島生まれの坂上二郎さん亡くなる。スペースシャトル、ディスカバリー最後の飛行終える。退役後は、スミソニアン航空博物館展示。因みに、TV欄は参議院予算委員会の中継。などニュースが満載である。数時間後に、一万九千人以上の犠牲者や原発事故を引き起こした、未曾有の大地震が今まさに襲わんとしていると、誰が予測できただろうか。

大学研究所では、南海トラフ沿いで起こる巨大地震を、近い将来に高い確率で想定しているという。東日本大震災による地震・津波・原発の被災の検証を早急に行い、具体的対策を立てるべきだ。決して、東日本大震災の二の舞があってはならない。(勉)

 

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2012年2月11日 (土)

日本人は魚

鹿児島中央駅、黒田踏み切り近くに『日本人は魚』というキャッチフレーズを掲げる店がある。店頭には、大振りの壺に四季折々の花木が無造作に入れられ、先代の頃と変わらない店主の心意気を感じる。魚中心の『魚F』という料理屋である。魚に造詣の深い博多の釣り師は「ここの魚は旨い」と太鼓判を押す。店主自ら仕入れるので、どの魚も新鮮だ。刺身はもちろんとても美味しいのだが、中でもキビナゴの頭をぶつ切りした刺身は、酢味噌で戴くとプッチリとした食感があり、特に気に入っている。これが焼酎と相性が良くどんどん進む。寒い日はアンコウ鍋が温まり、コラーゲンがまた肌にも良い。夕べもやっぱり・・・。(勉)

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2012年2月10日 (金)

大空への夢

子供達が幼かった頃、新田原航空祭へよく出かけた。12月の第一日曜日が祭りの日である。寒い早朝、カメラや望遠レンズを持って車で出かけるのである。目当てはブルーインパルスのアクロバット飛行。真っ青な青空のキャンバスに、白煙でハートやリングを描く。カメラで写すのもパイロットと一体感があり楽しい。子供達が巣立った今は、一人で出かける。結局、子供達よりも楽しんでいたのだ。一昨年に引き続き昨年も出かけた。やっぱりスリルがあって何より楽しい。テレビ番組で、あのキムタクがブルーインパルスに同乗し、曲芸飛行しているのを見た。普通の人でも乗れるのかと感激。私も何時かは飛んでみたい。と、ブルーインパルスに相談している。とりあえず今回も、また新しいデザインの帽子を買った。(勉)

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2012年2月 9日 (木)

幻の珈琲

その店は天文館にあり、長いパイロット生活の後、『N珈琲店』を開店した。店主のK氏は民藝に造詣が深く、立派な木造の戸棚には、お気に入りの作家の陶磁器やガラス、人形などの調度品が季節ごとに、きちっと並べてあった。カウンター正面の棚の扉には、陶板に焼き付けられた珈琲の赤い実が描かれていた。珈琲の分量を量るハカリ、淹れる道具も年代的な趣があった。そして、店主自ら淹れるのが主義であるといった。本当に美味しかった。ある日、『「イエメン」の山岳高地で美味しい珈琲が取れるのを知っていますか?』と真面目な顔で聞かれた。現地に行くには部族長の許可と道案内人がいないと生きて帰れないらしい。道なき道を四輪駆動車で駆け上る。美味しい珈琲が取れる条件は、寒暖の差があり、赤道から±5度の緯度の範囲にあるという。・・・など、話しが弾んで帰るとき、今度「イエメン」に行ったらとっても美味しい豆を持ってくるので、ぜひ味わってほしいといわれた。その後、暫く多忙のため遠ざかっていたが、ある日突然、閉店の張り紙を見たのである。大変驚いて知人に聞いてみると、「イエメン」旅行後、急逝されたとの事だった。今でも信じられず、店の近くを通るたびにK店主と「イエメン」の幻の珈琲を思う。(勉)

 

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2012年2月 8日 (水)

思い出づくり

S君が呆気なく逝ってしまって一周忌を迎えた。霊園からは、君が仕事で良く通った取引先の分室の通信塔が見え、不思議な縁を感じ、当時を思い出す。社員旅行の意味は『思い出づくり』だと君はいつも言っていた。京都の『哲学の道』にいたく感動して再訪したいと言っていた。奈良、輪島、東北、北海道・・・旅の思い出。そうだ、旅行写真とビデオを整理しよう。(勉)

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2012年2月 7日 (火)

ご来光

一昔前は、正月の恒例行事として韓国岳や高千穂峰登山が最大イベントであった。まわりのヒンシュクをかいながらも、子供達と大晦日から登り始め、山頂から初日を拝み、一年の家内安全を祈った。ある年、下り坂で膝の痛み感じ、それ以来近くの長島美術館に変更となった。その後、散歩の継続で、すっかり膝の痛みは消えたが、最近は登る気力が無くなりつつある。その最大の原因は、誰も登山に付き合ってくれ無くなった事だ。もちろん子供達は忙しいのだ。来年こそはと思うが、新然岳は噴火しだしたし・・・。(勉)

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2012年2月 6日 (月)

寒中の花

花屋は百花繚乱。冬枯れの季節というのに、赤や黄色の色とりどりの花が並ぶ。世界中から飛行機で届くらしい。だから、春のチューリップ、夏のヒマワリが店頭に並ぶのかと納得。だが、この寒い中、凛と咲く藪椿や、シャコバサボテンの花くさりが見事だ。旬の季節の花に感動を覚えるのは、私だけだろうか。(勉)

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2012年2月 3日 (金)

私のグラッチェ・マキ・あんこら

鹿児島市の甲突川河畔で、20数年来イタリア料理店を営んで、故郷の阿久根に移転して2年が経つ。店は幹線道から離れた、のどかな郊外のみかん山の中にある。最初はナビが人家も道もない山のてっぺんに案内。店に電話してやっとたどり着いた。きのこスープが一番贔屓だ。カップを覆うパンをクリームスープに付けて食べると絶妙な味でとても美味しい。パスタ、ピザが美味しいのはもちろんである。地元はもちろんの事、遠来からのお客様が絶えないのも当然。阿久根に行く楽しみがまた一つ増えた。私も遠出してせっせと通い、大いに宣伝する。(勉)

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2012年2月 2日 (木)

備えあれば憂いなし

東日本大震災の橋梁被災について、日本橋梁建設協会が調査報告書をまとめた。阪神淡路大震災後の平成8年に改訂された道路橋示方書を採用した橋梁の被災は少なく、損傷レベルも軽微であったと述べている。結果的に、示方書改訂による耐震効果を本震で確認することになった。ちなみに、緊急調査橋梁3004橋のうち、損傷を受けた橋梁は611橋(約20%)、そのうち上部工の損傷は342橋(11%)、支承部の損傷は222橋(7.4%)であったという。この大震災は津波による被災が大きい。津波による被災の調査結果を待ちたい。

東海・東南海でも南海トラフ巨大地震が想定されている。鹿児島では桜島、新燃岳の噴火活動が最近活発である。皆にも非常時の行動についての検討をススメているが・・・・(勉)

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2012年2月 1日 (水)

朝市のおばちゃん

 散歩通勤途上に西駅前朝市がある。鹿児島市近郊の田上、五ヶ別府、犬迫、遠くは、喜入、頴娃などから産直の野菜、果物、花、魚など新鮮な品が並べられる。ここでも高齢化が進み、バラック造りの店も歯の抜けたように空き地が目立ち、風が吹き抜けて寒そうだ。市場友達のおばちゃんもこの寒さで顔を見せない。私の買い物も少なくなった。いつまでも店を続けて欲しいと思うが・・・・(勉)

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