2008年9月20日 (土)

「それぞれの名前・・・」

「絶叫町」、ご贔屓の雑誌に紹介されていたアメリカの町の名前である。にわかには信じがたいような謎にみちた地名が実在するアメリカの町の名前が紹介されていた。「地獄」、「猿の眉毛」、「乳首」、「はげ頭」、「恥」、「桃尻」、「なぜ」、「よくわからない」、「ちがう」、「退屈」、「貧乏」、「変」、「指パッチン」、「まだ足りぬ」、「びっくり」、「電話」、「蛙ぴょん」、「街」、「ゴキブリ」等。

「地獄」は、最初に開墾して住み着き、酒の密造で財をなした人物に町名を決めるように言ったところ「そんなの知るか。地獄とでも何とでも好きに呼びやがれ。」で、町名登録となった次第らしい。なんともアメリカらしいような、らしくないような不思議な感覚である。

いったいに、ほかのこれらのユニークな名前にはどんなストーリィが隠されていて、人々はその名前になんの抵抗もなく暮らしてきているのだろうか。

それに比べると、日本の地名は、可愛いものである。「おもちゃのまち」、「ヤリキレナイ川」、「がっかり島」、「野口五郎岳」と、妙に納得して肯いてしまう。(由)

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2008年9月19日 (金)

「贅沢な午後」

 休日は超忙しい。たくさんのことが待ち構えている。晴れた日はなおさらである。

まず「せ」から出発。次に「そ」にとりかかり、「さ・す」と続く。そして又「そ」に戻る。すっきりとした秋空を眺めたいがための窓ガラス掃除に時間をかける。濡れた新聞紙でていねいに、次いでしっかりと絞った新聞紙、さいごは乾いた新聞紙でふきあげる。景色が生きいきと蘇ってくる。

太陽の炎の雫もやさしく澄んだ秋空相手に、いつもより熱く淹れたたっぷりのコーヒーをゆっくりと頂く、ゆったりとした贅沢な午後のひととき。(由)

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2008年9月18日 (木)

「すすきが笑う。」

 十五夜に、山野辺で笑っていたすすきをお招きして、栗、萩とお隠れのお月様にお供えでした。月にはすすきがいちばん似合う。

万葉の時から「尾花」と呼ばれ、日本人の心になじんできた秋の七草のひとつ。

災害などのあとの荒地に、傷ついた自然を癒すかのように、真っ先に大地をうめつくす。その大群落のかよわそうでいて、その力強さ。

外来種の背高泡立草の黄色に形勢不利とあやぶまれたことがあった。今は、お互い仲良く、押しくらまんじゅうをしているらしい。

残暑おさめるすすきの穂波、笑って秋です。(由)

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2008年9月17日 (水)

「幸せないたずらは如何。」

 未来の自分やまわりの人々に向けてのユーモアに満ちた楽しいいたずらは、どんなにかわくわくした企てだろうか。それは、目線がどうしても目先のことだけに向けられるのを新しい次元を開いてくれる。自分が楽しむ以上に、人を楽しませようという気持、想いが嬉しい。

ふつうのいたずらとは異なり、未来に投げかけるいたずらは幸せの時限爆弾。いつスイッチが入るか分からない。分からない故にわくわく感がある。

提唱者(?)の先生の素敵ないたずらは、メモ代わりに使っていた小さな録音機に仕事の指示を吹き込んでいた頃、秘書の机の上に置くかわりに冷蔵庫の中へ。それを冷蔵庫で発見して、何故こんなところに、と再生を押すと、すっかり冷え切った録音機は叫ぶ。「あ~、さぶかった。」

私はなにをしよう。わくわくしてくる。(由)

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2008年9月16日 (火)

「さりげない写真」

今年の春、91歳で旅立たれたY氏の写真帖を時々めくる。ご贔屓の雑誌にかつて掲載された7枚の写真である。

還暦を迎えられたとき、楽しく充実した生き甲斐のある日々にしたいと、誰にも教わらず、勝手気ままに、美しいと思ったもの、写したいと思ったもの、すきなものだけを自己流で撮り始められたとのお話が添えてある。夕日、春風、街並、ひととき、晩秋・・・。人物は一人もでてこないのだが、あたたかな人の雰囲気が伝わってくる。写真は、「心」を写すもの、「写心」との名言。さりげなく、偶然に出会った、あるがままの風景を好まれた故に魅かれてしまうのだろうか。(由)

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2008年9月13日 (土)

「こんにちは、さようなら」

突然にやって来た今年の夏。いつまでも続きそうで終わりの時を感じさせなかった夏。

夏が旅に出る。あんなにもぎらぎら派手で賑やかで勝手で散々暑さや雷やゲリラ雨で悩ませた強く逞しい夏が往く。夏のうしろ姿に心をとらえられる。肩をそびやかして夏が往く。(由)

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2008年9月12日 (金)

「ケロッ ケロッ ケロッ ケロケロ♪♪」

本日も我が家の合唱団は元気です。どちらかというと山住まいなのに蛙がいるのです。

防火用水の為の小さな池が住処です。山からやってくる狸と喧嘩したりもしているようです。夜になると一段と賑やかですが、物音でぴたっと止み、防犯にもなっているのです・・・。

ご近所さんから、ご自宅の方は大変ですね、と同情されて吃驚。大変なお騒がせ音なのですね。毎年、春に卵の始末をしてもいつのまにか復活。防火用水に免じて「筑波山麓合唱団」ならぬ城山山麓合唱団をお許し下さい。時々「グワッ グワッ グワグワグワ」(由)

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2008年9月11日 (木)

「栗そして樹」

店頭に栗をみかけると秋を感じる。私のなかで食と季節はしっかりと連携している。

栗を食して秋を実感する。いがも大変気に入っているので捨てられない。秋だ。

かつて旅の途中で立ち寄った「木の工房」で、「木」にぞっこん惚れ込んだ趣のご主人から、栗の樹は硬く耐久性が高く色の深みが増していく素晴らしい素材、と教えられた。

山守の知人は、次々世代の為に山に栗の木を植えた、と話してくれた。

ご贔屓の作家が、やっと念願の栗の樹の机を誂えた、とうれしそうに書いてあった記憶もある。

田舎の道の駅で、いかにも手造りの素朴な栗の樹の机に出会ったことがあった。

同行者達の賛同を得られず買い損なってしまった。どんな色に変化しただろうか。

「大きな栗の木の下で」も楽しいけれども

時には「はらはらとおつる木の葉に交じりきて栗の実ひとり土に声あり」蓮月 

気分。(由)

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2008年9月10日 (水)

「黄色」の想い

好きな色は、と問われると迷わず「黄色」と答えていた高校時代。

転校する時、思いがけないクラスメイトから黄色いレモン(まだ珍しく高価だった記憶)を添えて「千恵子抄」の文庫本をもらった。その素敵なセンス、詩とは縁遠かった私には大変なカルチャーショックだった。物静かでおとなしい人の情熱を垣間見た経験。

いまでも鮮明に思い出す贈りもの。(由)

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2008年9月 9日 (火)

「傘が好き!」

子供の頃、雨が降ると少し機嫌が悪くなった。雨に濡れようものなら涙。

父も雨を好まなかった。衣服が濡れると、ただでさえ寡黙なところにさらに言葉少なく、少々気難しくなった。これは遺伝に違いないと思っていた。ところが、傘が大好きになって以来、雨が降らないことには、それを生かせない。

雨天でも歩く。急な雨でもタクシーに乗るよりは、傘を買ってしまう。傘のお裾分けをしてしまう。傘に呼ばれて売り場を素通りできない。もう何本あるだろうか。

これも「シェルブールの雨傘」のなせる業。(由)